Đề thi luyện kỹ năng Đọc hiểu - JLPT N1

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読解
問題1 次の文章を読んで、文章全体の内容を考えて、以下の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

   本来、人間は集団本能をもった社会的動物で、拙会を離れて生存することは不可能だといわれます。ところがいっぽう、人間の頭脳には個を主張する前頭葉(ぜんとうよう)(注1)があって、常に全体と個の調和が求められます。だから全体と個のバランスがうまくとれなければ、社会に適応することはできないのです。

   このバランスがうまくとれるかどうかは、幼児期の教育だいで決まります。

                                                (井深大「幼稚園では遅すぎる 」サンマーク出版)

(注)前頭葉:脳の一部

1.

このバランス」とは何と何のバランスを指しているか。

   集団にも個人とおなじように、それぞれ性格があるのはたしかだ。しかし、例外というものがある。それが千に一つの例外であるとか、百に一つ、十に一つといったふうに、程度に差があって、取り扱いもウエイト(注)をかえねばならない。いずれにしても、一つの例外を拡大して、それを集団の性格であると規定すれば、おとし穴に落ちたことになる。

(注)ウエイト:比重

2.

筆者が最も言いたいことは何か。

   外向的、内向的という言葉がある。顔からもある程度それがわかる。その印象は、顔のどこから感じられるのであろうか。

   まず、顔の全体が、特に目と(まゆ)が内側に寄っていると内向的に見える。内向的という言葉のもともとの意味は、気持ちが自分の内側ばかりに向かっていることである。顔の目や眉などのパーツが内側に寄っていることとは、何ら関係ないはずである。

   ところが、考えごとをするときは、自然と顔が内側に寄る。()(かん)にもシワが寄る。それは、顔を内側に寄せて自分の環境をせばめ、そのなかで深く物ごとを考えようとする姿勢である。

3.

どうして顔から性格を判断することができるのか。

   心理学の用語で「知覚の選択性」というものがある。私たちは、外界の情報をすべて知覚しているわけではなく、無意識のうちに自分に必要な情報だけを取り込み、処理しているということだ。これは例えば、騷々しいパーティー会場でも話し相手の声は聞き取れることと関係している。一方、会議の様子を録音したものを聞くと、周囲の雑音がすべて入っているため、かなり聞きづらい。

   それでは、自分に必要な情報は何かと言えば、それは知覚主体の知識.期待.欲求.注意等の要因によって異なる。それらの要因で無意識に情報が取捨選択されているのだ。

4.

「知覚の選択性」に関連するものはどれか。

問題2 次の(1)から(5)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

   仮にあなたが知りあいから、エチオピアで飢餓に苦しむ難民救済のための募金に協力してくれと頼まれたとしよう。はじめから断ってしまえば、多少のうしろめたさは残るもののそれで一応、①事態は収まる。しかし、もし協力を表明したとすると、あなたは、募金箱に百円入れても、千円入れても、一万円入れても「なぜもっと出せないのか」と言われるかもしれないという、「つらい」立場に立たされることになる。

  (中略)先進国が今ある繁栄を獲得した要因となった種々の経済活動は、地球という、人類全体が共有すべき有限の資源を消費した結果であるという視点もありうる。そう考えるなら、南北の経済格差や南の国の飢餓の宿題は、その共有資源を消費した代償として得られた経済活動の果実の偏在に起因するものであり、単に、ある特定の地域の問題ではありえないという議論が妥当性を持つことになる、資源の消費に関しては最大の「貢献国」のひとつである日本の国民としては、自分だけ高い生活水準をエンジョイしつつ、世界に蔓延する飢餓は自分の問題ではないとは言いきれない。

   ②ボランティアが経験するこのような「つらさ」は、結局、自分ですすんでとった行動の結果として分自身が苦しい立場に立たされるという、一種のパラドックスに根ざすものである。

                             (金子郁容「ボランティアもうひとつの情懶社会」岩波書店による)

1.

事態は収まるとは、具体的にはどういうことか。

2.

筆者の考えによると、南北の経済格差や飢餓の問題を引き起こした要因は何か。

3.

ボランティア経験するこのような「つらさ」とは、どのようなものか。

   中卒の 7 割、高卒の 5 割、大卒の3割の人が、就職後 3 年以内に会社を辞めてしまうそうだ。いわゆる「七五三問題」である。最近は就職氷河期が読いており、転職も難しく、今後もなかなか景気の回復は望めないからこの数値は少し下がる可龍性があるが、予断を許さない。なぜ若者は簡単に会社を辞めるのか。企業から言わせると最近の若音は我慢が足りない、若耆から言うとつまらなくて希望のない仕事は早ㄑ見切りをつけたほうがいいと言うことになる。昔から新入社員は我慢を強いれるつまらない仕事を(あて)がわれていた。それでも辞めなかったのは、今はつまらない仕事ばかリで給料も低いけれど、将来は責任がある仕事を任せて貰えるし給料が上がる希望があったからだ。今は先が見えないので、つまらない仕事を読けた果てにリストラでもされたらと考えるのかもしれない。しかしこの転職、余程実力があったりキャリアアップのためなら別だが、単に仕事が面白くないという理由なら反対だ。何度転職しても同じ結果に陥るからだ。また企業にとっても新卒の採用には費用がかかるので簡単に辞められては大損失だ。お互いのためにならない。宇生は自分身の価値観や志望動機を確立するペキだ。その上で特別な時以外3年間ぐらいは働きながら将来を考えてみるべきだと思う。

1.

就職氷河期が続くと、どうして数値が下がるのか。

2.

七五三問題」の原因でないのは何か。

3.

著者の短期の退職に対する考えはどれか。

   川は、人生と自然との関わりを深く結びつける空間である。ひとが自分の人生のイメージを川の流れに重ね合わせる場といってもよく、ひとの人生を形づくっていく経験が貯蓄される場であるといってもよい。

   川のもつ変化の相は、それを体験する人間の経験の豊かさの諸相でもある。川は人びとにさまざまな経験を与え、人生を豊かにする可能性をもつ。

   人生を豊かにするということのなかに、川のもつ「流れ」がある。しかし、河川事業を行うとき、しばしばこの根本的な性格が見落とされる。

 「エジプトはナイルのたまもの」というように、川はまず恵みを与えてくれるものであるはずなのに、しばしば①河川事業を説明するパンフレットは、洪水の図から始まっている。特に都市の場合、洪水の原因はといえば、人間が土地を舗装し、地面に水が吸い込まれなくなったことなど、人為的な原因があるにもかかわらず、そのために起こる洪水の恐怖、リスクを先に置き、「自然の脅威」とか「牙をむく自然」とかといった自然を擬人化して敵対的な表現が用いられる。

1.

筆者は川と人生をどう考えているか。

2.

河川事業を説明するパンフレットは、洪水の図から始まっているのはなぜか。

3.

この文章の内容に最も近いものはどれか。

問題3 次の文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。

例えば、3年間ずっとノーミスでやってきた論田くんが、はじめてミスを出した。

3年前からずっとその仕事ぶりを観てきた上司と、異動していきなり論田くんのミスに出くわした上司と、論田くんへの印象は同じだろうか?

両者のミスの「情報占有率」がちがう。つまり、3年間のつきあいの中で、ミスが占める割合と、たった1回初めて論田くんと接した中で、ミスが占める割合と。

相手は、あなたが過去からずっと積み上げてきたすべての情報で、あなたを判断するのではない。結局は、そのとき相手が持っている情報だけで判断される。その中で、いい情報の占める割合が多ければ「いい人だ」となる。

あなたが「優しい人」で10年間怒ったことがなかったとしても、10年ぶりに怒ったとき、たまたま出くわした初対面の相手にとっては、それが100%だ。あなたを「恐い人」だと思う。

自分にふさわしい「メディアカ」を相手の中に刻むために、ちょっと「情報占有率」を意識してみるといい。

コミュニケーションでは、出会いからはじまって、相手から見たあなたの「メディアカ」が決まるまでの間が肝心だ。つまり、初めの方が慎重さがいる。ここで、かっこつけるのでもなく、でも、あなた以下にもならず、等身大のあなたの良さが伝わるのが理想だ。

いつも質の高い仕事をしているなら、はじめての仕事先に対し、決していつもの質を落としてはいけない。ふだん静かな人なら、初対面の相手にも、奇をてらったりせず、普段どおり静かにしていればいい。自分にうそのないふるまいをする、ということは、初対面の相手にこそ大切だ。

さて、ここで問題なのは、ふだんとても穏やかなあなたが、その日はたまたま嫌なことが重なり、攻撃的になっているという場合だ。自分にうそのないということで、相手にきついことを言ってしまったらどうだろう。あなたにとっては、年に1回の、「たまたま不機嫌な日」でも、相手にとっては、あなたに関する情報の100%になる。

初対面の相手、まだ付き合いの浅い相手には、すこし慎重になって考えてほしい。

何が、自分にうそのないふるまいか?自分の正直な姿を伝えるとはどういうことか?

日ごろ99%穏やかなあなたなら、1%の異常よりも、いつも穩やかさを伝えるほうが、結局は、正直な姿を伝えている。相手の中に、あなたの現像に近い「メディアカ」が形成されるからだ。初対面の相手にこそ、平常心であること、普段どおりにやることが大切だ。

1.

筆者によれば、上司にとって論田くんのミスの[情報占有率」が上がるのはどのような場合か。

2.

自分にうそのないふるまいとはどのようなものか。

3.

筆者は、なぜ初対面の相手に慎重になったほうがいいと述べているのか。

4.

自分に「メディアカ」について、筆者はどのようにするのがよいと述べているか。

   最近のアメリカでの実験によると、静寂な状況下と、騒音が大きい状況下で知的作業をさせてみると、通常は前者での方が効率が良いのに対し、時に後者でないと仕事がはかどらない被験者が存在するという。しかもそれが、最近何かと話題の、いわゆる「多動傾向」の人間だというのだ。

   この論文を読んだ時、私は我が身を省みて、目からうろこが落ちるというような思いをした。言われてみれば、幼い時分から落ち着きのない子どもだと、しかられた。(はい)(かい)(くせ)がある。それは今も変わらない。ものを考えている時もひとところでじっとしていられずに、しょっちゅう出歩く。数時間も座ったままで会議をするのが、とても苦痛だ。それから、片付けができない。部屋は散らかり放題に散らかっている。  むろん、しょっちゅう物がなくなる。ひと月の半分を、見つからない書類探しにつぶすことなどざらである。「自分は多動傾向があるんだ」と、①今になってしみじみ実感している。

   ただし、周囲を見わたしてみると、同じような傾向の人間は、さほど珍しくないことに思い至る。私のいる職場でも、少なくともあと二人、同様の研究者がいると断言できる(中略)。

   京都大学にせよソニーにせよ東京大学にせよ、②よく私たちのような者を雇っているものだと思う。しかし、一応そろいもそろってクビにならないでいるところを見ると、それなりに組織に役に立っているからなのであろう。むろん、研究者として役に立つとは、第一義に研究を行なって貢献することであるのは言うまでもない。

   実際のところ、多動の人間は、こと研究ということについてみるならば、それが長所として働くことも珍しくないと私は思う。研究とは、要するに知的な創造行為である。創造とは、新たに過去になかったことを考え出すことにほかならない。

   そのためには常識の壁を打ち破らなくてはならない。これは、たやすいように見えてむずかしい。私たちは、自明性の世界に生きている。自明なことは、意識に上ってこない。「そんなこと当たり前」とうけとってしまうと、疑いを持たないため、暗黙の前提ができ上がってしまう。自明性を壊すには、③意識していない発想上の前提を(あら)わにし、改めてそれを問い返すことが求められる。

   私には、多動の人間には、これに()けている者が相対的に多いように思えてならない。つまり、非ジョーシキなのだ好奇心も強い。世の中をもの珍しく感ずることが多い。キョロキョロして生活しているので、常識人なら「当たり前」のことも、当たり前でなくなる。それで新たな発見につながるのではないだろうか。

1.

どうして①今になってしみじみ実感しているのか。

2.

よく私たちのような者を雇っているものだと思うとあるが、どういう意味か。

3.

意識していない発想上の前提を露わにし、改めてそれを問い返すことに合っているのはどれか。

4.

この文章から、多動傾向が強い人の長所として考えられるのはどのようなことか。

問題4 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

A

B

 

1.

A と B のどちらの記事にも触れられている内容はどれか。

2.

「新常用漢字表」について心配されていることは何か。

3.

A と B は「新常用漢字表」についてどのような立場をとっているか。