Đề thi luyện kỹ năng Đọc hiểu - JLPT N1

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読解
問題1 次の文章を読んで、文章全体の内容を考えて、以下の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

   援助することは簡単そうで、案外難しい。特に緊急を要する援助は判断が難しい。人が倒れている、といっても横になっているだけかもしれない。野に火の手が上がっている、といっても焼畑かもしれない。 その時、どう判断するか。

   大きな要因となるのは周りの人の判断や行動である。その行動をみて、自分も判断する。しかし、その人だって確信があるわけではない。やはり周りをみて行動しようとする。お互い、相手の行動をみていて動かない。誰も動かないので、動かないことが基準となって、緊急性はないという判断が働く。つまり援助丘勲がをされない。これを援助行動の相互抑制効果という。

1.

援助行動がなされないのはなぜか。

   外向的、内向的という言葉がある。顔からもある程度それがわかる。その印象は、顔のどこから感じられるのであろうか。

   まず、顔の全体が、特に目と(まゆ)が内側に寄っていると内向的に見える。内向的という言葉のもともとの意味は、気持ちが自分の内側ばかりに向かっていることである。顔の目や眉などのパーツが内側に寄っていることとは、何ら関係ないはずである。

   ところが、考えごとをするときは、自然と顔が内側に寄る。()(かん)にもシワが寄る。それは、顔を内側に寄せて自分の環境をせばめ、そのなかで深く物ごとを考えようとする姿勢である。

2.

どうして顔から性格を判断することができるのか。

   人間は自然を人工化する。 いかにも自然そのもののような錯覚(さっかく)を与えながら、 人間は自然を(こう)(みょう)に人工の風景に変えてゆく。 それが、 人間が豊かに暮らすための新しい自然環境なのだとすれば、 それをとどめることはできまい。 そうしていつの間にか、 山も(へい)()も人間の目的に従った人工の風景に変わってゆく。

   しかし、 絶えず人工化しようとする人の手がかからなくなると、 山も野も、 すぐにもとの姿に返ってゆこうとする。まだまだ人間と自然の勝負は決まったわけではない。 自然の(   ) というものが、 今でもひそかに働いているのである。

( 多田富雄「 独酌余測朝日新聞社による)

3.

(   )に入る最も適当な言葉はどれか。

再見積のお願い

   拝啓

   貴社、益々ご隆盛のこととお喜び申し上げます。

   さて、先般いただいた見積書の件ですが、社内で検討致しました結果、是非お取引を開始させていただきたいと考えております。貴社製品は性能は申し分ないと思いますが、価格の面で考慮いただき、再度見積書を頂けるようにお願い致します。尚、価格で折り合いがつきましたら、納入時期はこちらで考慮させて頂きます。誠に勝手なお願いとは存じますが、よろしくお願いいたします。

4.

手紙の内容について正しいのはどれか。

問題2 次の(1)から(5)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

   最近、脳波を利用しようとする研究の進歩が目覚ましい。BMI( ブレイン・マシン・インターフェース)という脳波と機械を接続させた装置も開発されている。BMI は脳神経が発王する微弱な脳波を測定し、解析し、その情報を電気信号に変換して機器に伝達する装置だ。具体的には、脳波で動く車椅予や光を見て電灯やエアコンをつける装置などで、医療や福祉の分野での期待が高まっている。

   BMI はアメリカやドイツで研究が進んでいるが、それらは主に脳波でロボットや装具を動かしたり体を刺激したりする装置である。研究の結果、失われた脳神経細胞も再生する可能性があることがわかってきた。そこで日本では外部装置の開発だけでなく、体の機能自体を回復させる BMI 装置の開発を進めてきた。この日本独自のアイディアは①脳波で装置を動かす。②装置を体に付けて同じ動作をする。③体から脳に「動いているよ」という信号が送られる。④脳が信号で刺激され脳自体が活性化する。この操り返しが脳を再生する。まだ実験段階だが効果は上がっている。早く実用化され、①夢が夢に留まらないようにしてほしいと切に願っている。

1.

夢が夢に留まらないとはこの場合何を示すか。

2.

どうして日本は脳自体を再生する研究を始めたのか。

3.

BMI の日本のアイディアは他の国の BMI とどこが違うか。

   生命とは動的平衡(注1)にある流れである。生命を構成するタンパク質は作られる(きわ)から壊される。それは生命がその秩序を維持するための唯一の方法であった。しかし、なぜ生命は絶え間なく壊され続けながらも、もとの平衡を維持することができるのだろうか。その答えはタンパク質のかたちが体現している(そう)()(せい)(注2)にある。生命は、その内部に張り巡らされたかたちの相補性によって支えられており、その相補性によって、絶え間のない流れの中で①動的な平衡状態を保ちえているのである。

   ②ジグソーパズルのピースは次々と捨てられる。それはパズルのあらゆる場所で起こるけれど、それはパズル全体から見ればごく微細な一部に過ぎない。だから全体の絵柄が大きく変化することはない。

   そして、新しいピースもまた次々と作り出される。重要なことは、新しく作られたピースは自らのかたちが規定する相補性によって、自分の納まるべき位置をあらかじめ決定されているという事実である。ピースはランダムな熱運動を繰り返し、欠落したピースの穴と自らの相性を試しているうちに、納まるべき場所に納まる。こうして不断の分解と合成に(さらし)されながらも、パズルは全体として平衡を保つことが可能となる。

(注1)平衡:バランスがとれて安定している状態そうほせい

(注2)(そう)()(せい):互いに補い合う性質

1.

生命はどのように①動的な平面を保ち得ているか。

2.

筆者は、②ジグゾーパズルのピースを何の例えとして使っているか。

3.

筆者は、生命をどのようなものだと主張しているか。

   住居を買おうとするときは、その資産的な価値に重点を置いて考える人が多い。普通の人にとっては、一生に一度の買い物とでもいうべきもので、多額の金を費やさなくてはならないので、当然のことだ、買った後で、何らかの事情で売らなくてはならない羽目になったときに、価値が減少していたのは、大損害を被る。

   だが、住居にとってより重要なのは、その有用性(注1) である。住みやすさが必要なのはもちろんだが、自分のライフスタイルに合った構造になっているとが、生活のしやすい環境にあって利便性(注2) に富んでいるとかの点も、重要な要素である。それらは必ずしも世間一般の価値基準とは一致しない。したがって、自分たちの考えからや行動様式に従い、それに照らし合わせて判断する必要がある。

   特に、(つい)住処(すみか)(注3) として考えるときは、自分たちの生き方をはっきりと見極め、その視点に立ったうええ、洗濯し決めていかなくてはならない。年を取ってくれば、当然のことながら、行動する能力は衰えてきて、動き回る範囲は狭まっていくる。

   自分たちの余生がどのようなものになるかについて、計画をたてたうえに想像力を働かせて、確実性の高い予測を組み立ててみる。その未来図に従って、住むべき場所の見当をつけ、住居の大きさや構造などを決めていく。もちろん、将来の経済情勢の大きな変化に備えて、予算を大きく下回る出費に抑えておくことも必要であることは、いうまでもない。

(注1)有用性:役に立つこと

(注2)利便性:便利さ

(注3)(つい)住処(すみか):人生を終えるまで住む家

1.

世間一般の価値基準として筆者が本文であげているのは何か。

2.

筆者の考えでは、年を取ってから住む家として住居を選ぶときに最も大切なことは何か。

3.

住居選びについて、筆者が最も言いたいことは何か。

問題3 次の文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。

例えば、3年間ずっとノーミスでやってきた論田くんが、はじめてミスを出した。

3年前からずっとその仕事ぶりを観てきた上司と、異動していきなり論田くんのミスに出くわした上司と、論田くんへの印象は同じだろうか?

両者のミスの「情報占有率」がちがう。つまり、3年間のつきあいの中で、ミスが占める割合と、たった1回初めて論田くんと接した中で、ミスが占める割合と。

相手は、あなたが過去からずっと積み上げてきたすべての情報で、あなたを判断するのではない。結局は、そのとき相手が持っている情報だけで判断される。その中で、いい情報の占める割合が多ければ「いい人だ」となる。

あなたが「優しい人」で10年間怒ったことがなかったとしても、10年ぶりに怒ったとき、たまたま出くわした初対面の相手にとっては、それが100%だ。あなたを「恐い人」だと思う。

自分にふさわしい「メディアカ」を相手の中に刻むために、ちょっと「情報占有率」を意識してみるといい。

コミュニケーションでは、出会いからはじまって、相手から見たあなたの「メディアカ」が決まるまでの間が肝心だ。つまり、初めの方が慎重さがいる。ここで、かっこつけるのでもなく、でも、あなた以下にもならず、等身大のあなたの良さが伝わるのが理想だ。

いつも質の高い仕事をしているなら、はじめての仕事先に対し、決していつもの質を落としてはいけない。ふだん静かな人なら、初対面の相手にも、奇をてらったりせず、普段どおり静かにしていればいい。自分にうそのないふるまいをする、ということは、初対面の相手にこそ大切だ。

さて、ここで問題なのは、ふだんとても穏やかなあなたが、その日はたまたま嫌なことが重なり、攻撃的になっているという場合だ。自分にうそのないということで、相手にきついことを言ってしまったらどうだろう。あなたにとっては、年に1回の、「たまたま不機嫌な日」でも、相手にとっては、あなたに関する情報の100%になる。

初対面の相手、まだ付き合いの浅い相手には、すこし慎重になって考えてほしい。

何が、自分にうそのないふるまいか?自分の正直な姿を伝えるとはどういうことか?

日ごろ99%穏やかなあなたなら、1%の異常よりも、いつも穩やかさを伝えるほうが、結局は、正直な姿を伝えている。相手の中に、あなたの現像に近い「メディアカ」が形成されるからだ。初対面の相手にこそ、平常心であること、普段どおりにやることが大切だ。

1.

筆者によれば、上司にとって論田くんのミスの[情報占有率」が上がるのはどのような場合か。

2.

自分にうそのないふるまいとはどのようなものか。

3.

筆者は、なぜ初対面の相手に慎重になったほうがいいと述べているのか。

4.

自分に「メディアカ」について、筆者はどのようにするのがよいと述べているか。

    2007 年、あらゆる組織や臓器に変化する可能性を持つ人工多能性幹細胞、いわゆるiPS細胞の培養に日本人の山中伸弥(しんや)教授が成功しました。この画期的なニュースが世界中を駆け巡ったとき、多くの患者たちに希望の灯がともされたことでしょう。この技術が確立されれば目分の体から新しい臓器を作ることが可能になります。他人の臓器移値を侍っている間に亡くなる患者を救うことができるばかりでなく、移植後の驪器との不適合から引き起こされる様々な障害をー掃することもできます。現在の医学では治療不可能なALS(注1)(筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう))なども治療できるでしょう。 そして誰もが再生医療を受けられれば、人類は健康を維持でき、更に寿命を伸ばすことさえできるてしょう。まさに夢の医療なのてす。


   この研究はまだ緒に就いてさほど経っていません。熾烈な開発競争が世界中の研究で行われているとはいえ、実現にはまだまだ乗り越えなければならないことがたくさんあります。中でも一番の問題は安全性です。 iPS細胞は癌化しやすいという欠点を持っているのです。

   最新のニュースによると、日本の慶応大学のグループが猿を使った実験に世界で初めて成功したそうです。せき髄が傷ついて首から下全体が麻痺した猿に人間の皮膚を基に作り上げた。iPS細胞を移植して歩けるように回復させたのです。また、この実験では約3ヶ月の経過観察の間、iPS 細胞の癌化が起こらなかったそうです。この実験が注目されているのは人間と同じ霊長類である猿を使ったことと癌化が起きなかったことです。これで人間への応用に一歩近づいたと言えます。

   再生医療の面では希望となるiPS細胞ですが、倫理面での問題も(はら)んでいます。2010年、アメリカで 2 匹の父親マウスから子供を誕生させることに成功したそうです。どんな組職にも変化可能ですから、精子と卵子を生成することもできるわけです。この技術を応用すれば女同士あるいは男同士から子供を作ることも理論的には可能になります。抆術的面からすぐに①どうこうというわけではありませんが、将来危惧されることになるでしょう。

   また、特許の問題もあります。もし誰かに基本技術の特許が与えられたら、この分野での研究は止まってしまう恐れがあります。ノーベル化学賞受賞者の編み出したクロスカップリング(注2)という抆術は特許を申請しなかったからこそ、その後多くの研究者があとに続き、人類のために多くの新薬を作り出すことができたと言われています。iPS細胞基礎技術もそうあるべきだと考えます。研究を進ませ人類のために役立てて欲しいと思うからです。

( 注1)  ALS(筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)): 全身の筋肉が衰えていく病気

( 注2) クロスカップリング: 異なる二つのものを結合させる化学反応

1.

どうこうとは何を指すか。

2.

最新のiPS細胞技術について述べているのはどれか。

3.

iPS細胞研究に障害があるとすればそれは何か。

4.

iPS細胞研究に対する著者の考えはどれか。 

問題4 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

生態系(注1)保ほ全ぜんでは、そこに(注2)生息する生物のことを考慮するが、生態系を構成するすべての生物を等しく扱うことはできない。なぜなら、一部の生物を守ろうとすると、必ず不利益を被る生物が生じるからである。すなわち、われわれ人間が何をしても、それによって利益を得る生物と不利益を受けるものが生じることになる。そうなると、生態系を保ほ全ぜんする目的で、何らかの活動をするということは、一部の生物種に利益を与えるということになる。

(中略)

唯一われわれが言えることは、われわれが人類であるから、「地球生態系は人類が健全に生きていくためにある」ということである。すなわち、「生態系は人類のため」なのである。言い換えれば、人類に利益を与えてくれる生態系を保ほ全ぜんすべきなのである。

(花里孝幸『自然はそんなにヤワじやない―誤解だらけの生態系』による)

 

(注3)保ほ全ぜん生物学の核となる概念である生物多様性は種の存続によって維持される。したがって、保ほ全ぜん生物学では、希少種や減少過程にある個体群の保ほ全ぜんに関する知識と方法が一つの重要な課題である。(中略)

しかし、個別の種をそれぞれ保護することは非常に困難である。一つの生態系をとっても、微生物から植物、昆虫、哺ほ乳にゅう動物など多くの種が生存しているが、それらの全すべての生態を把握して保護することは不可能に近い。さらに、未分類の種や種レベル以下の遺伝的多様性は、個別の種を保護する方法では逆に保護されなくなってしまう恐れがある。そこで、多様な生物の相互関係を含む自然をそのまま保ほ全ぜんすることが重要になってくる。つまり、生態系を保ほ全ぜんすることで、そこに含まれる全すべての生物を保護するという考え方である。

(高柳敦『琵琶湖研究所所報』1996年第15号による)

 

(注1)ほ保ぜん全:ここでは、守ること

(注2)生息する:生きる

(注3)ほ保ぜん全生物学:生態学の研究分野のひとつ

1.

生態系を構成する生物の保護について、AとBの文章で共通して述べられていることは何か。

2.

保護すべき対象についてAとBはどのように考えているか。